石綿管漏水の特徴

写真は、中野幹線石綿本管漏水箇所の様子です。漏水部分はカラー(継輪)と管接続部から水漏れするのが一般的です。カラーを挟んで管路がZ型に接続されています。カラーの内側には溝が有りこの中にU字型円形シール材が入っています。このシール材は、50年の時間を経て劣化し止水力を失いました。又管とカラーは、同一芯で接続されておらず、片面に強く押し付けられた状態です。従ってその対角に有るシール材は緩く収まっています。この部分のシールがめくれて漏水に至ります。